そっけない仕打ちにたえうる上質さ

6周年です。
明日(10月4日)まるまる6周年を迎えます。

6年前を思い返すと、OKABARはシンプルでした。
ビールはえびすだけ。ジンジャーエールは甘口辛口ありましたが、洋酒は種類がなく、焼酎1種日本酒2種、コーヒージュース。
つまみはスナック菓子だけ。

そんな商品がすくないなかで、できるだけおいしくて安全なものをより多くのみなと共有したい。
だから、値段はすごく安くてビールは300円。
日本酒は一合くらいを300円で売るわけで、一升びん2800円でならぜんぶ売っても200円しか儲けになりません。
ソフトドリンクは200円。コーヒーはイタリア製のマシーンを使って淹れるサッパティスタコーヒーでした。

スナックはできるだけオーガニック・食品店で。お酒の仕入れは個人商店で。
これもどれも、シェアという思想と、酒やたべものを囲んでさまざまな人と交流するという、人間にとって行為にお金がかかるというのはおかしいという、ぼくらとそしてパレスサイドホテルさんとのやわらかな合意、それがあったからです。

店をやる人も、来るお客さんも、お金をかけずに集まれて、話せる場所。
そういう“場”を作りたい。ただ場所を作りたい!仲間とともに。
そういう願いだけで始まったOKABARです。

それが6年やると商品が変わり、人が変わり、店主の人相が変わり、いろんなものが変わりました。
それに伴って、いろいろ余計なものが増えていったように思います。
フェイスブックもツイッターもなかった。
それどころか、開店当初はブログもやっていなかった。
ちかごろ情報の行き交いすぎる世の中の流れには、しんどいときがある。

変わりゆくことは大切ですが、「変わらないもののなかに、新しさがある」と教えてくれたのは小津安二郎の映画です。
OKABARで変わっていないのは店主の「場づくり」に対する興味だけなのかもしれません。
いまこそ思い出そう、その古くて新しい「場づくり」を。

ぼくがグラスを割って落ち込んでいたときに、店員Tがかけてくれた言葉が忘れられない。
「こうやってOKABARがどんどんシンプルになっていく。」

10月3日(木)は初期の“そっけないOKABAR復刻ナイト”です。
なにもないけど、なんか来てしまう場所を、呼び戻そう。

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でもやっぱり余計なこともやっちゃう。

★スペシャルゲスト★
吉田省吾(津山を拠点に活動するフォーク歌手)
しゅうじ(京都の弾き語りの核弾頭)

☆恒例行事☆
店長への誕生日プレゼント持参の方一杯無料

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by okabar | 2013-10-03 00:30 | おしらせ
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