さよならBAR 店員T緊急来日!!!!

いよいよ、次回3月6日(木)がOKABAR@ザ・パレスサイドホテル2階での最終営業日になります。

私事ですが、昨日仕事を辞め、無職になりました。
帰り道自転車をこいでいるときの京都の景色が動いているのを見て、それでも自分がここにいることが不思議でした。仕事を辞めた後、ひとつひとつペリペリと皮がめくれていくように心と身体が軽くなっていくはずでした。

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このように。

ところが、どっかにまだまだ引っかかりがある気がする。なんなんだろう。
オカバーのことを、まだあまり考えていないからだろうか。

閉店が間近になって、ここ一月ほど、毎週毎週祭りのように店員が卒業するのを見送ってきました。店長が意図するしないにかかわらず、祭りだ祭りだワッショイよろしく、騒いでいました。

そのたびに、あぁ、彼女たち、もしくはあるお客さんにとって最後なんだなとわかりつつも、自分では終わってゆくことがあまり実感できずにいました。
それでも最後というのは出来事の節目ですから、その場にいることにチカラをこめて、楽しくみんなを受け入れてみようと思って店に立っていました。

親友が東京から訪ねて涙してくれたり、今まで来たくても来れなかった人が突然ぐわっとやって来たり、毎週毎週来てくれる人が変わらぬ微笑を携えていたり、偶然の宿泊客がそこに居合わせたり、久しぶりのお客さんに会えたり、しました。
ですが、その場その場でじんとくる場面はあったとしても、どこか他人事のように感じていたのも事実です。

たくさんの、ほんとうにたくさんの人に来ていただいて、うれしいです。
この一月だけじゃなくて、その前に来てくれたお客さんの言ってたことを、ふと思い出して、ありがとう。
店員も、店長が好き勝手にラップしてるよこで、もくもくと洗い物をしてくれていて、感謝です。
パレスサイドホテルの方々、好き勝手やらしてもらって、ほんとうにありがたい。
そのほか、ここに書ききれない人たちに支えられて、オカバーは続いていました。

少し独白。
オカバーは少し変な場所だ。

自分たちの家で飲み食いしていて、友達を呼んだら楽しかった。
次はその友達を呼んだ。そしたら別のところでつながりがわかって、なぜか意気投合した。
別の機会に別の集まりで再開した。その日は持ち寄りパーティーでそれぞれの得意料理や買ってきた酒を一緒に楽しんだ。うれしかった。人が人を呼んで40人くらいの集まりもした。

時々交流しすぎで疲れることはあっても、こういう人の循環っていいよねってワケで、パレスサイドホテルの2階でやってみたら、案外人が集まるようになった。食べ物の持込は、それぞれ「なんか作ったんだけど、どう?」ってなテンションで、おかずを盛ってきたり、紅茶をだしたいから、うどんを打ちたいから、やる、とかやってみた。とりあえず、うっかりやってみたら、が続いて、いつのまにか大事になっていた。

たまにはホテルを飛び出し、東京へ、新大宮商店街へ、ドイツへ、下鴨神社へ。
場所は変わっても大車輪。

いつの間にか店員も変わっていて、毎週違う人とコンビを組む。
人はどんどん集まる。店長がラップする。
まるでマンガみたいな場所だ。
飲食店の営業とはちょっと違うと思っているのだけど、人によっては「店」と呼んでもいいと思っている。
ラジオもやっている。
そんなこんなで6年ちょっと。
そして閉めること。

閉店宣言に、平面的な感情ではいられないと書いたけど、その場だけでなくて「オカバーどうなん!?」って疑問は常にあった。
迷いながらやっている。閉店後も迷っている。疑問だらけだ。
それなのに、みんなオカバー閉店を惜しんでくれている。毎週たくさんの人が来ているのを見るたびに、その人たちのテンションと自分のこころもちが違うのを、少し感じた。集まる人が増えれば増えるほど、豊かな気持ちになるとは限らない。むしろ、なぜか自分が置いてかれたような気持ちになっていた。

それでも、みなの気持ちは受け止めたい。
自分の疑問も溶かしたい。
そのためには、始めたころのようにやってみるのが一番だと思った。

"Back to Basic"

一緒に始めた店員Tを呼ぼうと思った。

店員T緊急来日!

というわけで、オーストラリアよりTを呼ぶ。3月6日だけです。7日には、もう豪州へ行っちゃうのよ。

以下店員Tより声明です。


「こんにちは、店員Tです。

オカバーが閉店するということで、引退後にも部活に顔を出して後輩からなんともいえぬ歓迎をされる先輩風の行動だけは避けたいと思いつつ、店長がさみしいやろうからと思っていくことにしました。

オカバーの最後を、清々しく祝いましょう。」

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こんな光景が3月6日は観られます。

そして、重要ですが

この日

酒茶肴すべて無料

です。

はい、飲み放題です。昔ワコール社員が来てくれたときに「オカバーで飲み放やってくれませんか?」と言われたのを、実現しちゃいます。

無料だから、はいどうぞというのはつまらないので、

持ち込み歓迎、カンパ・投げ銭箱設置、ラップもしてくれ、むしろ店員もしてくれ

BARの体制をとりつつ限界に挑みます。

さらにこの日は店員全員集合です。

N・O・L・C・S・五週目のオンナ・裏M

そして店長と店員Tがカウンターにならぶ。

まずラーメンでもすすってから、準備を始めようか。

これで引っかかりが、のどの奥に吸い込まれていくのだろうか。ごっくん。
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by okabar | 2014-03-01 15:16 | ばーのようす
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