どんなことが起こったかというよりは、ことが起こったこと自体がおもしろい(6月26日)

この夜は写真が少ないですね。
いい景色は写真に焼き付けず、心に焼き付ければ十分だからです。

…ウソです。カメラ(ケータイ)が壊れたからです。

『ヨコハマ買出し紀行』というマンガの作者芦奈野ひとしが

「昔「あの時もっとしっかり見とくんだったな」
と思ってた場所に
10年ぶりに行って思うのは
10年前のその日にこそ、
よく見とけばよかったということです。
今見なければ、きっと
10年後もそうなんだろうなあ
とも思います。」

と言っていました。

岡バーが10年後にあるかどうかはわかりませんが、一週間後に来てそのようすを見て、一週間前に来ておけばよかったと思ってくれないかな、とふと思いました。
いや実は、私、が思いました。
毎週思ってます。
バーの景色は変わらないように見えて、毎週違うのですね。
毎週同じような写真をつかってますが、その時に起こった出来事は毎週全く違います。
しかし、出来事は起こっていたとしても、その場にいあわせたとしても一人でそれをすべて汲み取ることはできないです。
写真やブログではなおさらです。
起こったこと全てを感受できるアンテナ(5感?)があればいいですが、難しい。
そんな気持ちとは無関係に、コトが進んでいくのです。

じっさい、やりはじめた私の手を離れてなんか凄いことになっている、気がします。
岡バーは自律的な空間になってきましたね~。場所が自律性を持った。
店をやってるこっちも、やってくるお客さんも関係なく出来事が次々おこる素敵な場所になれば、いいな。
そんなチカラをなんというのでしょうかね。

岡バーのキャッチフレーズは、「マスターがいてもいなくてもおもしろいバー」にしようかな。
もしくは「お客さんがいてもいなくてもおもしろいバー」、ちょっと乱暴。いい意味で、です。
(ハレトケさんを参考にしました。)

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ワンパターンの写真ばかりの理由はそんなところです。
いや、普通に店やってれば、もっとダイナミックなんだろうけど。

★今週の朗読詩★
この日は、竹村正人「亀」を黒板に書いて英訳まで用意したけど注文がありませんでした。

あらがって、
そこにいる、
亀、

protest,
and exist,
kame,

短いですが、これが出来事(詩)の全貌です。
そして、新作、「テロリスト」が生まれました。
バーをやって酒を飲んで詩まで生まれたらこれはもう喜ぶしかない!
ちなみにこの日、オカバーの隣の建物ではG8外相が集まり、おまわりさんはあくびをしていた。
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by okabar | 2008-06-27 16:46 | ばーのようす
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