カテゴリ:こうがい( 8 )

「OKABARと共にゆく放射能測定」の報告 その① 2013年3月2日調査

みなさま

先日3/2(土)の測定所ツアーに多数のご参加を頂き、まことにありがとうございます。
当日はOKABAR店員やお客さんに加え、ツイッターで呼びかけた結果、来てくれた方もいらっしゃいました。
見知らぬ人たちと、未知の世界に行くのはドキドキです。

ツアー参加の理由はさまざま。
参加者で、かつOKABARのお客さんのなかには、関東地方にいて揺れを強く感じたかたもおられました。

私自身あまり写真が取れなかったので、写真少なめですが、検査の結果を発表したいと思います。

京都・市民放射能測定所さんの新しい測定室。
四条烏丸にできていました。


e0137489_1810121.png


丹波橋の測定所は、大阪や奈良からのアクセスはよろしいのですが、四条烏丸だと、地下鉄沿線ですので、市内のさまざまなアクセスに対応しますね。便利。

今回の検体は、3つ。

ひとつはスペシャルゲストの荒木晋太郎さんのセレクトで

・かつおぶし

を。

残りの二つは、OKABARの商品から選びました。

・豆乳
・ポテトチップス

です。

①豆乳
OKABARの豆乳チャイはソフトドリンクのメイン商品です。
ここはチャイ屋さん?と思うほど注文が入ることもあり、オペレーションの問題もあって値上げさせていただいたのですが、値上げしてから、作り方を真剣にやろうと思って、丁寧に作っています(お)。

このチャイに使っている豆乳は、メインは外国産大豆使用のスジャータ「有機豆乳」
こちらは、よくスーパーなどで見かけます。
メーカーHPによると、有機大豆はアメリカとカナダの有機大豆をブレンドしています。

もしくはマルサン「有機豆乳 無調整」
コチラは、中国とアメリカの大豆をブレンドしているようです。

私としては、国産大豆を使った癖がなくさらっとした豆乳、がチャイにはあうのではと思ったのですが、有機豆乳の商品は原料の大豆の産地が外国産であることがほとんどです。
国内の産業を応援するという意味でも国産を買います、OKABAR。
おそらく慣行栽培なのですが、国産大豆を使用した品で、長らく使いたいなと思っていた
コープ「国産大豆の豆乳(無調整)」
を調べようと思いました。

検査前に生協に問い合わせました。

日本生活協同組合連合会 組合員サービスセンター

TEL 0120-999-345

実はマルサンアイが生協に委託されて作っているOEMのようです。

大豆は、富山県産と熊本県産のブレンドで、ブレンド比率は不明。
工場は、出荷地域によって、違いますが、今回検査分(2013年2月27日に京都のコープにしがもで購入)に関しては、本社工場の愛知県岡崎市でした。豆乳の原料水は愛知県の水ということですね。

ここで、少し問題が。
豆乳のような水分が主体のものは、薄まっていることが多く、市民放射能測定所さんが使用しているヨウ化ナトリウムシンチレーターだと、正確な測定が難し目だそうです。
検出限界値の問題で、シンチレーターだと、小さな値は見逃してしまうことが多いそうです。


前回のエビスビール検査の時は、体当たりで測ったため、そのような情報はなかったのですが、まさに今回は水分に関して、そういう情報が入ったので、気になってしまいます。
中には煮詰めて測っている実例もあるのだとか?情報求めます。

しかししかし、時間を長めにとって見たら、より正確な測定ができるので、本来30分の測定のところを長めにとってもらうことになりました。まず30分でようすを見て、それから時間をとって測った結果も教えてくれることになりました。
たとえ30分でも、怪しそうなのは検査の回数をこなすと、なんとなく感覚でわかってくるそうです。

以上の心配は、スペシャルゲストの町田百瑛さんが、かつて長野の市民放射能測定所で、検査のボランティアをされていた経験を生かし、フォローしてくれました。ありがとうございます。

さて、検査。

前回のようにマリネリ容器につめて

e0137489_184387.jpg


このような場所で、測定されています。

さて、結果は

e0137489_1658456.jpg


こうなりました。
見えづらいですよね。

まず
【30分】(公式)では
Cs(セシウム)-137、Cs-134ともに「不検出」。
検出限界値
Cs-137が3.01Bq/kg
Cs-134が2.88Bq/kg

さらに非公式ながら、時間を少し長めにとった検査では
【90分】
【120分】ともに
「不検出」とでました!

検出限界値は【120分】の場合

Cs-137が1.56Bq/kg
Cs-134が1.49Bq/kg

結論から言うと、豆乳チャイや、その他豆乳使用ドリンク(カルーア豆乳や豆乳単品)は「コープ「国産大豆の豆乳(無調整)」を使用することにします

もしかしたら、九州産の大豆を使用している豆乳が近くで手に入るのかもしれませんが、ひとまず見当たらないので、仕入れが無理なくできて、なおかつおいしくて安全であるものを考えた結果、そして今回の測定を通してこのように判断しました。

さて、長くなったので、ポテトチップスとかつおぶしの測定は次回アップします。
おそらく3/15(金)にアップされると思います。

それにしても、測定ツアーの報告が3/11にアップされるということは、因縁めいたものを感じます。あれから2年、福島から遠くはなれた京都では、いろいろな記憶がなくなりつつあります。
2年前に被災した方々、お亡くなりになった方々そして、いまだ苦しんでいる方々、それからこれから生まれてくるいのちに対して、店長はこころを遣りました。

※今回の検査はOKABARが独自に京都・市民放射能測定所さんに依頼して独自に行っています。
検査のことで質問がある方は
okabar@excite.co.jp
もしくはカウンターまで。
検査の結果は店頭でお見せしています。
[PR]
by okabar | 2013-03-11 17:16 | こうがい

明日になってしまった市民放射能測定所ゆき

明日です。

なんのこっちゃでしょ?明日3/2(土)10:00から12:00のワクで

京都・市民放射能測定所に食品の放射能測定にゆくことになりました。
OKABARスタッフと、お客さんとゲストの方と共に。友と共に。(って韓国料理屋さんの看板が気になります。)

2月より、これまで丹波橋にあった測定所に加え、『「プレマ株式会社」が所有している放射能測定器ATOMTEX社「AT1320A」と測定ルーム等を、京都・市民放射能測定所が無償で市民向けの測定に使用させていただけることになった』そうで、四条烏丸にて測定所が稼動しています。

「OKABARと共にゆく放射能測定」


日時:3/2(土)10:00-12:00

場所: プレマヴィレッジ京都内
  (〒600-8424 京都市下京区室町通高辻上る山王町569)

 ●スペシャルゲスト

画家 荒木晋太郎氏
長崎で生まれ育ち、身近にある被曝教育などから原発、放射能問題に関心をもつ。
毎週金曜日の関電前デモに参加している。

町田百瑛氏
長野の放射能測定所でのボランティア経験アリ。今回の測定では経験を生かしアドバイスもあるかも。
群馬→長野→京都

モノはOKABARで提供している、アレとアレを測ります。
OKABARでの商品です。
原産地もお客様相談センターに問い合わせたりしました。

後日、レポートします。
 



が、、、まって。
見学に参加したい方は

ラクエ烏丸の入り口で、
「9:50」に待ってます。その後みなで行きます。

遅れて参加する方は

コレを観たらいけるんじゃないか。

どういう風に測定が進むか、をみるのはいいんじゃないかと思います。

念のために当日の連絡先をば。

090 1960 1308(岡)

よろしくお願いします。

京都・市民放射能測定所
http://nukecheck.namaste.jp/
[PR]
by okabar | 2013-03-01 19:12 | こうがい

測定へ ヱビスビール検査結果のご報告(2012年9月2日検査)

検査に行って参りました。
OKABARでは長らくの間エビスビールを販売休止にしておりました。
その理由として安全性が確認できないこと、がありました。
ひとつには、サッポロビールが栃木県と埼玉県の麦芽を原料に使っていること。
ひとつには、サッポロビール独自の検査が検出限界値10Bq/kgの検査であり、安全確保のための検査としては数値が高いこと。
ひとつには、サッポロビールのホームページには詳しい検査データなどが公表されていないこと(今や厚生労働省の基準に従うことなく企業独自で安全を追求する必要があることに、みんな気づいているはず)。

などが理由としてあります(※念のために言っときますが、サッポロビールを“吊し上げ”にしているのではなく、アサヒ、キリン、サントリーなどメジャービールの中でサッポロのエビスが一番良いと判断したからこそオカバーで提供してきたしこうして調べているのです。誤解なきように)。

いざ計測へ

そういうわけでOKABAR独自に測定をしようというわけで、行ってまいりました伏見は丹波橋。
「京都・市民放射能測定所」というところです。
ちなみに全国の測定所の場所については全国の市民測定所マップというのがありました。関西はまだひとつのようです。九州にもわりとありますね。

ここに関西初の市民が作った放射能測定所があります。
徒歩3分で

e0137489_9342311.jpg


つきました。

はい、では中にはいります。
e0137489_16514225.jpg

スタッフの方が迎えてくれました。

e0137489_9405949.jpg

ここの機械はベラルーシ製で、ヨウ化ナトリウムのシンチレーション検出器。
検出限界値はセシウム134と137がそれぞれ4Bq/kgです。
ゲルマニウム半導体検出器に比べて安価(200万以下)で購入できるため市民測定所ではこちらが主流かと思われます。ゲルマニウム半導体検出器であれば、セシウム134と137も正確に分けて検出できるそうですが(シンチレーション検出器だとどうしても重なりができるらしい)、ゲルマニウムのは1000万以上かかるうえ、冷却など維持費も嵩むので、大企業や政府など、資金の潤沢なところでないと購入は難しそうです。
機械の周りには水の入ったペットボトルと鉛が置いてありました。
このようにして環境から受ける放射能の値、
つまりバックグラウンドの数値を下げて検出値の精度を上げるのだそうです。

さて、いざ検出。
まずはビールの泡を消すためにボールに注いで往復運動です。
e0137489_94546.jpg


そしてこういう風にマリネリ容器に詰めます。
e0137489_9463272.jpg

ビニールが被されているのは、万一容器が汚染されていた場合のことを考えて。

セットして
あとは機械にかけます。

e0137489_175712.jpg


e0137489_9523117.jpg

ちょっと見えにくいですが、赤い数値と線がバックグラウンド、黄色が計測値だそうです。



30分後




e0137489_16441520.jpg

結果は、このようにセシウム134、137とも「不検出」となりました。

e0137489_10174785.jpg

このように、検出値が高い場合はギザギザ線が高くなります。
福島の道の駅で買ってきたキノコを検査したときのものです。
サンプルとして見せていただきました。

e0137489_16484779.jpg

ぼくらの質問にいろいろと答えてくださった所員の方がた、ありがとうございました。
機械の購入費や測定所の維持費のために、会員を募集中だそうです。
100人会員が集まれば、ひとまず維持はできるとのこと。
会費は一年間で5000円ですが、一検体を無料で測定できるので、実質一回検査するのと変わらないですね。


e0137489_16583475.jpg


所内にはこのように化学の元素の表が。所員の方も勉強中だそうです。
文(化)系のわれわれには、ピンとこないところが多かったですが、所員の方ももともと文系で、測定所を作るにあたって勉強されたとのこと。ぼくらもできるところから少しずつ知識を増やしていこうと思いました。

結論
結論からいうと、エビスビールの販売を再開することにしました。
これは、今回の検出結果だけでなく、関東圏でも1Bq検査で調べた方がいて不検出だったと市民測定所のスタッフさんが言っておられたこと、座間市のレストランでも検査をされて結果を公開されていること、などを考慮してというのがまずひとつ。

それから、ビールの原料の大半が水であり、オカバ―で扱っている大分工場のビールはひとまず水については安全だろうということ、麦芽についても国産は1割なので、1Bq検査でも検出できないことはあり得るだろうということ、以上をふまえての結論です。

ただこれは結果的に安全だったということであって、企業が十分な対応をしているわけではないので、できればもっと低い数値での検査を行っているいわて蔵銀河高原ビールをスタンダードにしたほうがいいのだろうとは思いますが、ひとつにはオカバ―には冷蔵庫がないこと(いわて蔵は要冷蔵らしい)、300円で出せる値段をスタンダードにしたいこと(銀河高原でも300円だとギリギリになってしまう)、瓶のリサイクルができたほうがいいなと思ってること、などを理由として、引きつづきエビスビールにすることにしました。とはいえこれらの理由は飽くまでエビスが1Bq検査でもセシウムを検出できない程度には安全だろうと判断したからこその、サブ理由であります。サッポロビールは、他の地ビール企業が、より低い数値で検査し、検査結果を公開していることを見習って、現在のずさんな放射能対策を改善してほしいと思います。


おわりに

オカバーのカウンターでは当然さまざまな意見が飛び交います。気にしない人、気にすることを煙たく思う人、おられるかとは思いますが、そもそも今までどおりの生活でいいのか、今までどおり酒が飲めて食べ物が食べられて、楽しく酔える状況なのか(自粛とかではなく実際問題安全なのかどうか)、日常を延長しようとするテレビにだまされていないか、少なくともこれらのことを考えなければならない状況であることは確かなのではないか、とわたしなどは思うのですが、どうでしょうか。

気にしていたらキリがない、か?
それから、「気にしていたらキリがない」、「何も食べられなくなる」、という考え方があるかと思いますが、これ実際には全く逆であって、安全対策に気をつかいながら作っている生産者はたくさんいるし、しっかりチェックしながら流通させている人たちもいるわけですから、むしろ「安心して食べられる物は十分にある」と考えるべきです。問題は、気にしない(対策をしない)ことによって土壌汚染、流通汚染が拡大し、それこそ食べられる物がなくなる、キリ(限界)がなくなる、ということであって、考えるキリ(限界)をなくすのはむしろ「気にしない」行為であり、「気にすること」は「気にしないで済む(考える限界を定める)」ための今できる最大限の努力ではないかと、わたくしなどは思うのですが、みなさんこの逆説、どう思います?

以上、報告でした。

※検査結果をOKABARで見られます。店員までどうぞ。

※情報提供していただいたラジオスポンサーに最大限の感謝を。

※あと本当ならもっと豆乳とかリンゴジュースとかジンジャーエールとかバリバリ調べたいのですが、一個調べるだけでもけっこう精神力いるのでぼちぼちになってます。ご容赦を。
[PR]
by okabar | 2012-09-13 21:53 | こうがい

ビールの検査に行く

現在OKABARではエビスビールが販売休止になっています。

e0137489_14433383.jpg


前回のラジオで少し議論になりかけましたし、最近の更新でも店員Tが情報を追求しています。
店長としても、一度火種をおこしてしまったのでは、気になりますので、一度調べてみたいと思っておりました。

そんな折、京都の伏見に市民が作った検査できる場所があるとの情報が。

9月2日(日)15:00~OKABARで提供していたエビスビールの検査にゆきます。
一緒に行きませんか。

集合:9月2日(日)京阪・丹波橋西口に14:40
(近鉄ともつながっています)
連絡先:090-1960-1308(岡・ケイタイ)

一度調べて、それから結論をだすのだ。

「大事なのは着地点を一致させること。
それまでの道すじがややこしくても、それはそれで実りあったということ。」
[PR]
by okabar | 2012-08-24 14:47 | こうがい

ゼロベクレル派宣言・ライブ版



最近夏バテでなにもできてないですが、
先日は店長と新店員と専務さんとで話、
あらためてオカバ-の心意気を再確認、
やはり素敵な場所やなあと今週は着物、
[PR]
by okabar | 2012-08-14 14:13 | こうがい

オカバーの商品は安全か エビスビールは安全ではない

こんにちは(2012年8月2日)

前回の記事では、検出限界値の数値や、ベクレルの値に対する無知から、
曖昧な結論を出していましたが、その後、記事を読んだラジオスポンサーから指摘されまして、
訂正しました。


結論から言うと、エビスビール、プレミアムモルツを含む、
国内メジャービールは、いずれも安全とは言いがたい状況にあります。
理由は、東北関東圏の国内産原料を使っているからということと、
放射能検査の検出限界値が10Bq/kgだからです。

「不検出」は「検出できない」という意味であって、ゼロベクレルではないからです。
不検出=ゼロじゃない 食品中のセシウム検査(『中日新聞』ウェブ2012年7月30日

参考ブログ
「正しい情報を探すブログ」

もちろん技術上、検出限界値というのはあると思うのですが、現状では水道水の小数点以下の検査なども行われているようなので、10ベクレルではザルで水をすくうようなものではないかと思います。



というわけで、調査をした今の段階では、エビスビールの仕入れを中止しようと、わたしは思いました。今後相談して決めていこうと思います。

栃木や埼玉の麦の検出値についても、「低い」と適当なことを書いてしまいましたが、
なにが低いのかどうかちゃんと調べずに書いたので削除しました。
まだまだ不勉強ですが、今後ともよろしゅうに。

食品のことを調べていると、矢部史郎さんが関東圏からの避難を強調する意味も見えてきます。当初は空間汚染のことだけ考えていましたが、食品流通の点において、関東圏はより深刻な低線量被曝地帯である事実が見えてきます。
関東圏のともだち。ともだちのともだち。ともだちのともだちのともだち。


なお、サントリーの国産原料の生産地は「ご案内していない」問題については、
また後日、追及して参りたいと思います。サントリーばかやろう。


追記(夜)
今日のカウンター内相談で、もう少し考え話し合いたいので、今のところはエビスの提供を休止しようということになりました。わたしとしては、サッポロビールがより低い数値で検査をしたり、原料の点においてセシウムが検出されている原料を使わなくなれば、また仕入れてもいいかなと思っています(ただ生産過程における工場汚染のことは気になりますが)。
[PR]
by okabar | 2012-08-02 15:58 | こうがい

オカバーの商品は安全か。続・ヱビスビール編

続編です(2012年7月31日)

サッポロビール(株)お客様センター 0120-207800
に問い合わせました。電話するの苦手なので勇気いりました。
最近こういう質問が多いのか、スムーズに対応していただけました。

●麦
まず原料の麦ですが、9割が輸入で、輸入元はドイツ、フランス、カナダ、オーストラリアでした。
協同契約栽培という形で農家と契約して輸入しているそうです。
のこる1割が国内産で、北海道、栃木、埼玉だそうです。
それぞれ具体的な割合などはその都度変わるので一律には答えられないとのことでした。

なお、栃木県と埼玉県の最新の麦の検査結果は以下です。
栃木県の二条大麦

埼玉県の食品など

これを見ると、いずれも二条大麦は2~4Bq/kgという数値になっています。
まず、去年の麦から高濃度のセシウムが検出されたことには、やはりそれだけの理由があったのだなということ、もうひとつは、現在のこの数値をどう考えたらいいのか、ということ。

●ホップ
8割が輸入で、ドイツ、チェコ、ニュージーランドだそうです。
中国からの輸入はないとのことでした。
2割が国内産で、岩手、青森、北海道(上富良野)からだそうです。


●水
仙台では白石川を、千葉では利根川を水源とする水道水をそれぞれ使っているとのことでした。


●各社の比較
ラジオスポンサーのゼロベクレル派オクバーJペータ先生から情報が入りました。
2011年の8月の時点でビール会社各社に問い合わせブログに書いている人がいました。
茨城県産の麦から「ほぼ暫定基準値」460ベクレル/kgを検出 米より麦製品に注意 NO.3

これで見ると各社対応はいろいろのようですが、国産原料の生産地を案内しているのはサッポロビールだけのようです。

OK FOODというページも教えてもらえました。
ここでもやはりオススメされているのは主に外国産のビールですね。
各社の対応や検出器械の制度なども書かれてあります。
なお検出限界値というのは数字が低いほど小さい数字まで分析できる、ということみたいです。
100Bq/kgより10Bq/kgのほうがよいと考えてよいかと思います。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7203125.html
しかし、限界値10Bq/kgということは、10Bq以下は計れないということであり、
「不検出」というのは事実上、「検出されなかった」のではなく、「できなかった」ということ。

OK FOODのページでも、コメント欄でサントリープレミアムモルツに関しても国産原料が使われているとあります。
サントリーのお客様センター(0120-139-310)に問い合わせてみました。

まず、麦は9割が輸入、水は各工場の地下水、麦芽は、プレミアムモルツの場合は100%欧州産(チェコ周辺)とのことでした。麦の国産産地については「ご案内していない」とのことでしたが、なぜご案内していないのでしょうか。
検査は行っており、政府の暫定基準値100Bq/kgとは別に、検出限界値10Bq/kgで会社独自に検査し、今のところ検出されていない(つまり11Bq/kg以上の数字は出ていない)とのことでした。つまり、検出できないということです。

限界値が10Bqである以上、プレミアムモルツに関しても、国産麦の使用の点で不安が残ります。
ご案内していないとのことでしたが、関東圏の麦だと考えてよいと思います。
サッポロビールは国産原料の産地も教えてくれて最も情報開示してはいますが、やはり同じく麦とホップの安全性には不安が残ります。

ここで企業の怠慢について考えなくてはなりません。
検出限界値10Bq/kgの機械そのものは確かに高価であり、自社で検査をしていること自体は評価できますが、もっと低い数値の検査も依頼すればできるわけですから、現状では企業の独自調査は信用するに値しません。

そもそも農家はまったくの被害者なわけで、そんな農家の農産物を買い取って売る食品加工・流通企業は、東電に続く第2の加害企業になりうると思います。もちろん農家だって生きるために売ればのちのち自分の作ったもので人が病気になる状況に荷担してしまうわけです。さらに矢部史郎さんの『ゼロベクレル派宣言』では、残飯や排泄物を通じて下水や河川、海洋汚染が拡大すると指摘されています。健康被害のことだけを考えがちですが、食品流通を通じても環境汚染は広がるという点に、はっとしました。


というわけで、国内流通のメジャービールで、今の時点でこころから喜んで仕入れられるビールがないという悲しい結果が出てきました。

今の時点で結論を出すと、店員Tとしては、国内メジャービールは、仕入れない。
アサヒ、キリン、サントリー、サッポロ、ばかやろう、です。
方針であります。
オカバーカウンター内で相談して、
カウンターカルチャーを作っていこうと思います。
[PR]
by okabar | 2012-07-31 15:48 | こうがい

オカバーの商品は安全か。ヱビスビール編

ラジオでも話題にしたのオカバーで出している飲み物の安全性、調べていきたいと思います。
ちなみに安全性といっても農薬問題や肥料問題などいろいろありますが、ここでは放射性物質に特化して調べていきます。

ただし、前提条件として、計測の不可能性と基準値は無いということを確認しておきます。矢部史郎さんの『放射能を食えというならそんな社会はいらない、ゼロベクレル派宣言』にも書いてありますが、放射性物質は偏在するという性格を持つので、科学的にはすべての原料、すべての商品を計測しないと意味がないということです。麦畑の中でも放射能の高い場所と低い場所とほぼゼロに近い場所があり、一定量の水の中でも放射性物質は均質に存在しているわけではないそうです。ですから、ちょっとサンプルをとって調べたからといって安全が確認されるわけではありません。さらには、計測者が誰なのか、どういう立場の人間なのか、ということも考慮しなければなりません。数字が小さいほうが得をする立場であれば、当然計測結果を小さく偽装している可能性が見込まれます。そしてもうひとつ、安全基準値などというのは政府が勝手に決めているものであって、本来は存在しません。基準は飽くまでゼロかどうかです。以上のことをふまえた上で、調べていこうと思います。(もっとよく知ってる人はぜひ教えてください)。


●まずはサッポロビールがつくっているヱビスビール。
オカバーのベイス商品です。

企業側が、説明を出していました。

放射性物質に関する品質保証体制について
http://www.sapporobeer.jp/info/news/0003/index.html
企業側によれば、セシウム134、セシウム137は2012年7月1日まで検出されていないとのこと。ただし、原料の水と製造後のビールのみの検査で、麦とホップの検査はされていません。そして当然のことですが、企業側が安全だと言っているから安全だと判断するわけにはいきません。


●麦について

それで調べてみると、栃木県産の麦の使用について調べている方がおられました。
3.11東日本大震災後の日本
http://tsukuba2011.blog60.fc2.com/blog-entry-359.html
このブログによれば、2011年8月15日の時点で栃木県が発表していた二条大麦に関するデータ(今はリンクが切れています)では(検査機関=財団法人日本食品分析センター多摩研究所)、公表された9地区のうち7地区で放射性セシウムが検出されています。データでは、単純平均して1キロあたり32ベクレルということになっていますが、上で述べたとおり、放射性物質は偏在するので、平均化という作業は意味がありません。ですが、目安として9地区中7地区で検出されていた、ということは確認できます。

大麦からビールへの移行率の問題もあり、結果的にどれだけの量の放射性物質が商品に混入するのか、という計算は、上記のブログでなされており、一応の参考にはなりますが、ただ平均化は意味がないので、どう参考にしてよいかよくわかりません。さしあたり、2011年8月の時点では、栃木県産の大麦を使ってビールを作った場合、検出されるかどうかは別として、放射性物質がビールに混入する可能性があった、ということです。最新の大麦のデータや、栃木県産をどこの工場で使っているのかいないのか、などがわからないので、今のところはこれ以上はわかりません。その他、群馬や茨城でも二条大麦は作られていますが、これらの大麦はどこでどう使われているのかいないのか。



●水と工場の位置

次に、原料の水ですが、どのような水を使っているのか、企業のホームページには書かれてありません。
http://www.sapporobeer.jp/book/materials/index.html
こんなページはありますが、どこのどういう原料なのか書いてありません。そこで、地下水か水道水を使っていると仮定した場合、空間汚染と地下汚染を考慮すれば判断基準はどこの工場で作っているのかということになってきます。

オカバーで7月26日現在出しているヱビスビールの製造所固有記号は「H」で、これは九州日田工場(大分県日田市)の記号のようです。
ちなみに、各企業の製造所固有記号のまとめは以下↓
製造所固有記号@ウィキ
サッポロビールの場合は以下↓
http://www45.atwiki.jp/seizousho/pages/121.html
ぱっと見て気になるのはやはり、N:仙台工場(宮城県名取市)、K:那須工場(栃木県那須町)、L:千葉工場(千葉県船橋市)でしょうか。もちろんこれらの工場で作られたから危険だとは言えませんが、企業側の詳しい情報開示がない限りは、安心できません。

さて、九州日田工場では、水郷日田の名水を100%使っているそうです。
http://www.sapporobeer.jp/brewery/shinkyusyu/index.html
これが本当なら、水については、他の工場よりは安心できそうです。


●ホップ
ちなみに、2009年の時点で、サッポロビールの使っているホップはウィグル地区の新疆生産建設兵団から買っているもので、核実験場の近くなので危険だと書いている人がいます。
http://net-warshi.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-bf40.html
http://net-warshi.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-e6fb.html
根拠になっているブログ
http://kok2.no-blog.jp/tengri/2008/05/post_a611.html

これは、今回の東京電力放射能公害事件とは別件ではありますが、事実だとすると、サッポロビールの使っているホップは危険だということになります。



以上、ものすごく簡単にではありますがざっと調べてみました。結論からいうと、オカバーで出しているヱビスビールは、栃木県産の二条大麦が使われている場合は、安心できず、製造工場は九州日田工場なので、水については安心できそうで、ホップについては、ウィグル地区から輸入しているのであれば、危険である可能性が高い。となります。
原料の二条大麦については、九州日田工場に問い合わせる必要が出てきました。
ホップについても問い合わせる必要があります。


ということで、今の段階では、胸を張って「安全です」とは言えない、ということになりました。
情報が入り次第報告しますが、来店者個々の判断に今は委ねます。


その他の製品についても、今後少しずつ調べていくつもりです。
[PR]
by okabar | 2012-07-27 20:41 | こうがい