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贈与される時間、贈与される場所(4月3日)

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台湾から来たおじいさん、日本語ペラペラの戦前生まれ。家族で来ておられました。
透明の一升瓶に入ったワインは、めちゃくちゃ旨いロゼです。ワイン苦手な人でも大丈夫です。革新的、確信的。
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お客さんと仲良くキッチンを分け合いました。
手前の彼が読んでいるのは鈴川夕伽莉さん(ブログ「ひかりさすにわ」参照)に頂いたOKABAR詩集『朝を待つ星座/オウマガトキ』です。この日は「エラジカン」の「その2 エラび取る朝に」を読みました。
よし、わたしもがんばろって思える詩でした。お返しに「マモちゃんは寝ている」が読まれました。藤井貞和の「母韻」を連想したという声。わたしは「子供」と「寝物語」を連想しました。
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息子さん?はなぜか僕らの写真を撮りたがりました。そしてなぜか寿司を持ち込んで食べていました。名刺を渡したので、台湾にもOKA BARの名はとどろくでしょうか...。


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詩人は、コーヒーを入れる動作さえ、詩的なものであります。
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味見?

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オカバーでは、お酒や食品はなるべく個人商店、もしくはせいきょうから仕入れています!
このオリジナル・カフェラテも生協牛乳とサッパティスタ支援フェアトレードコーヒーとのあいの子です。

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暮らしと詩という、相反するようなものを繋ぐ場所になったらいいな。カフェラテ飲みながらそう思った日でした。


追伸:オカバーがテレビに出るそうです。しかしながら放送は、大阪の一部の地域のケーブルテレビのみ。オカバー座談会というものを、酒でも飲みながらやったので、何らかの形で映像を公開したいと思っています。

追伸の追伸:藤井わらびさんから詩集『むらさきの海』(一〇〇〇番出版)をOKABARに頂きました。リンクを貼っているイルコモンズさんのブログに西海岸(共同生活+共有空間)の写真と共に「贈与」について書いてあったので、日ごろOKABARを支えてくれてる皆さんへの感謝を込めて少し引用しておきます。

★「贈与される芸術は決して買うことができない」。それはトロブリアンド諸島の貝の腕輪のように、マーケットを超えたところで、人と人を結びつけ、つなぎあわせ、ネットワークと協働をつくりだす。それは「公=パブリック」と「私=プライベート」のすきまに「共=コモン」の空間をつくり、コモンの空間をおしひろげてゆく。★(「贈与される芸術は旅をする」2008年4月7日より)
by okabar | 2008-04-06 01:23 | ばーのようす
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